妊活中に、熊本県の玉名郡和水町(なごみまち)にある、性(腰から下)の神様「七郎神」に行ってきました。
NHKの大河ドラマ「いだてん」の舞台になった和水町には、体にまつわる八つの神様がいます。
今回はその中の性・腰の神様「七郎神」、歯の神様の元へ参拝してきました。
もくじ+
性・腰の神様「七郎神」

性・腰の神様(七郎神)
正治2年(西暦1200年)12月4日、坂梨家の祖である坂梨弥五助は、土地鎮護と農耕開拓の守護神として、肥後一の宮 阿蘇神社本宮より、御分霊を戴き、この吉地村に下り、山森阿蘇神社を創建したと言われている。
その時、供養者の一人として同行してきた坂梨七郎右衛門は、この塩井谷に住居を構え、農耕技術の普及に貢献したと伝えられている。
村人達は、七郎右衛門の地域では、毎年農作物の方策を祈願し、種の繁殖・増強とともに、生むは産むに通じ子孫繁栄・安産・夫婦和合の神様として、蔭茎弱き人、子宝に恵まれない人、縁遠き男女、夜尿病、足腰の病等諸病に悩む人々それぞれに霊験があり、現に受児除災、蔭茎弱き人、足腰の病等著しき御霊験を受けて歓喜している事実がある。
信仰・祈願する人は、作りものの 男根 を奉納する習わしがあり、御願成就のあかつきには、男は白色、女は赤色の布に住所・氏名・年齢を書いてお礼参りをする風習がある。

「七郎神」はこんなところ

木の鳥居です。
何だか、とっても神秘的なところです。

鳥居をくぐり階段を降りると、まぁっと思わず目を背けたくなる光景が飛び込んできます。
お願いごとをするときは下の画像のように手作りの「男根」をお供えするそうです。

わたしたちは、前日の夜に「お供え」の存在を知ったので用意できませんでした。
なので、御参りだけしました。
奥に進むと、もう一つ願いごとをする場所があります。

アップにすると、こんな感じ。

チンとたたいて三拝
一、生命を祈る。
一、幸福を祈る。
一、長寿を祈る。
トンカチがぶらさがっているので、コレを使って叩きます。
性・腰の神さまへのアクセス方法

〒861-0906
熊本県玉名郡和水町西吉地
問合せ先:和水町役場(商工観光課)0968-86-5725
八つの神様の紹介|和水町の観光
番地がないので、カーナビを使う方は近くにある「命の神様」か「歯の神様」の住所を打ち込んでくださいね。
- 命の神様:〒861-0906 熊本県玉名郡和水町西吉地1289
- 歯の神様:〒861-0906 熊本県玉名郡和水町西吉地23
- 胃の神様:〒861-0925 熊本県玉名郡和水町野田
- イボの神様:〒861-0924 熊本県玉名郡和水町大田黒
- 目の神様:〒861-0924 熊本県玉名郡和水町大田黒
- 耳の神様:〒861-0904 熊本県玉名郡和水町東吉地
- 手足の神様:〒861-0913 熊本県玉名郡和水町板楠
七郎神に向かう途中で立ち寄りましたが、たしかに危ない感じでわたし達は参拝を諦めました。
しかし、同時に来ていた親子が慣れた手つきで登って行かれました(驚)
入り口に「手作りの杖」が用意されていて、杖を使って登って胃の神様の元へ行くようです。
「身体にまつわる八つの神様御利益巡りツアー」やっています。(有料)
完全予約制なので、ガイドのお申込みを希望の方は、和水町商工観光課へお問合せください。
0968-86-8725
駐車場はありません。

残念なことに、駐車場がありませんでした。
すぐそばに広めの路肩があるので、停めました。先に来てた人も路肩に停めてました。
2019年3月に行った時は看板がありました

ちょうど大河ドラマ「いだてん」が放送されていた時期だったこともあって、看板がありました。
七郎神って書かれているので、ここだけのオリジナルですね。
おまけ

真剣にみてるなぁっと思ってたら、なんと人形でした。
何か意味があるのかな?
和水町には「豊後街道(腹切り坂)」があります

この「豊後街道(腹切り坂)」は、たまたま見つけた場所なんですがココだけ異空間になったみたいで神秘的でした。

途中まで車でいけましたが、車止めが邪魔してのぼれませんでした。
通ろうと思えば通れるけど、車止めのところはクギみたいなのがあって無理に通ればパンクしそうな・・・
なので途中で引き返しました。

散策するなら、入り口で車を停めて歩いていったほうがいいです。
終わりに
わたしは、2019年になって熊本県をもっとよく知ろう運動を勝手にしてます 笑
というのも、熊本県にきて約9年になるのですが、ほぼ家の近所をウロウロするだけで他の土地に行ったことがなかったんです。
それで、2019年から熊本県のまだ訪れていない場所に足を運んでいます。
「七郎神」のことも、次の目的地が「和水町」だったから知ることができました。
お近くのかたは行ってみて下さいね。
子安河原観音もそうでしたがココも無人です。きれいなので地域の方々がお手入れしているのかもしれませんね。