ゆうちょ銀行で開設したNISA口座の金融機関変更手続き(解約)をしてきました。
前記事では、
- NISA口座を他の金融機関に変更する前に手続きが必要な人、不要な人の条件
- NISA口座の金融機関変更手続きに必要な物
- NISA口座の金融機関変更手続きができる「郵便局」「ゆうちょ銀行」の見分け方
などを紹介しました。
ここから先は、実際に金融機関変更の手続きにいったときの体験談となります😊
現在の住所と一致しない「通知カード」は無効。マイナンバーカードを作成するか個人番号が記載された住民票が必要でした
マイナンバーカードを作成していなくて、現在の住所と一致しない「通知カード」を所持中の方は、住民票が必要。
✽「マイナンバーカード」を作成後に改めて手続きにいくか、住民票に「個人番号(マイナンバー)」を記載したものを持参する
NISA口座の金融機関変更は「本人」しか手続きができません。夫は有給をとり、自宅から車で約30分のところにある「ゆうちょ銀行」へ行ってきました。
必要な物もそろえ、準備万端で挑んだ廃止手続きだったけど、スタート段階でつまづくことに。。。
受付の方に「NISA口座の廃止手続き」に来たことを伝えてから5分ほど待つと、投資担当の方が声をかけてきて「通帳」を渡しました。
更に5分ほど経過後、席に案内されました。
まず、「本人確認書類(免許証)」提示。
次に、「マイナンバーカード」の提示を求められたので、「通知カード」しか持っていないことを伝えました。
そしたら、担当の方から驚きの発言が…
担当「通知カードでは手続きができない」
( ;∀;)エ””””ッ イマ ナントイイマシタッ?
後から調べてわかったのですが、
法律の改正で、
2020年5月25日(令和2年)以降に、名前や住所が変わった方は通知カードの記載情報を変更することができなくなっていました。
つまり
住民票の「氏名」や「住所」が変更された時点で、手元にある通知カードはマイナンバーの証明書として使用できません。
[chat face=”asa5.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]通知カードの記載情報に変更がない人は、引き続き証明書として使えますよ[/chat]
↓下記のサイトがわかりやすかったです。
5月25日(月曜日)以降に、お引越し等で氏名・住所等が変更した場合、通知カードには新しい氏名・住所等を記載することができず、マイナンバーカードを作成するか、マイナンバーが記載された住民票・住民票記載事項証明書をお取りになり、マイナンバーの証明として使用することになります。
引用元:通知カードの発行、再発行、氏名・住所等の書き換えの手続きの受付は、令和2年5月22日(金曜日)をもって終了しました|小平市
また出直すのも大変な距離なんで、ちょっと食い気味に、どうしても必要なのか聞いたけれど
どうしても通知カードじゃダメの一点張りでした。(。-∀-)フー
というわけで、個人番号(マイナンバー)が記載された「住民票」を取得するため役場へ行くことになりました。
[jin-fusen1-up text=”マイナンバーカードを作成予定の方へ”]
マイナンバーカードは、申込みをしてからカードが手元に届くまで約1ヶ月ほど時間がかかります。
[chat face=”asa1.jpg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]住民票を発行してもらう際に、ついでに「マイナンバーカード」を申込してきました[/chat]
住民票に個人番号(マイナンバー)を記載して発行してもらう
役場で個人番号(マイナンバー)が記載された住民票を発行してもらいました。
住民票に個人番号(マイナンバー)を載せる場合、
申請書の「必要な項目」で、個人番号(又はマイナンバー)と記入します。
[chat face=”asa1.jpg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]わたしの住んでいる役場では、申請書に「個人番号」の項目が用意されていて、チェックをいれるだけでOKでした[/chat]
NISA口座の金融機関変更手続きを行いました
個人番号(マイナンバー)記載の「住民票」を持って、再び「ゆうちょ銀行」へ😊
以下の3つの手続きを行ってきました。
- 住所変更の手続き
- 投資信託口座保有店(NISA口座を開設した郵便局)を引越先のゆうちょ銀行へ変更する手続き
- NISA口座の金融機関変更の手続き(解約)
所要時間は約16分です(。-∀-)
手続きの内容は、
ゆうちょ銀行から渡された用紙に、ひたすら「名前」「住所」「電話番号」「生年月日」「通帳番号」を記入する
というものでした。
[jin-iconbox10]
私たちは引越をした土地で手続きを行ったため、「住所変更」、「投資信託口座保有店の変更」の手続きも必要でした。
「NISA口座の解約(廃止手続き)」のみだったら、16分もかからないと思います。
[/jin-iconbox10]
NISA口座の解約手続きの際に、
通常口座に付帯してある「投資信託機能」「源泉徴収機能」も希望すれば外すことができます。
[chat face=”asa5.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]私たちは、「NISA機能」だけを解約して外しました[/chat]
NISA口座の金融機関変更の手続きが終了すると書類が届きます
金融機関変更の手続き後、約2週間程で書類が手元に届く予定です。
ゆうちょ銀行のHPには、”手続きから1週間後に書類が届く”と記載されてますが、実際はもう少し時間がかかるようです。
[chat face=”asa1.jpg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]手続き後に届く「書類」は、新しい金融機関でNISA口座を開設するときに必要です[/chat]
投資信託口座保有店の変更とNISA口座の廃止手続きについて
ちなみに、「住所変更」と下記の手続きは
- 投資信託口座保有店の変更
- NISA口座の廃止手続き
同じ日に実行できないため、翌営業日に持ち越しとなりました。
NISA口座の解約終了後に受け取る「投資信託総合取引解約申込書(お客さま控)」は、ゆうちょ銀行の翌々営業日に簡易書留で自宅に届きました。
[jin-iconbox07]投資信託総合取引解約申込書(お客さま控)は「非課税口座廃止届出書(お客さま控)」のことです。[/jin-iconbox07]
また、ハガキで「投資信託お取引店・口座変更のお知らせ」が届きました。
[jin-iconbox08][jin-fusen1-even text=”簡易書留の受け取り方”]
「簡易書留」は、2通(わたし、夫)届きました。
簡易書留の場合、本人じゃなくても受け取ることが可能です😊
受取った方の「フルネーム」を署名すれば受取れます。
[/jin-iconbox08]
まとめ:NISA口座の金融機関変更の手続きの流れ、持っていくもの
NISA口座を開設した「ゆうちょ銀行(または郵便局)」へ行く
※引越された方は、新居住地の「投資信託サービス」を扱っている「ゆうちょ銀行(または郵便局)へ行く
▼
[jin-fusen2 text=”必要な持ちもの”]
- NISA口座
- お届け印
- 本人確認書類
- マイナンバーカード又は「通知カード)
[jin-iconbox10]マイナンバーカードを所持しておらず「通知カード」と住民票の記載内容が一致しない方は、「個人番号(マイナンバー)が記載された住民票」を持参する[/jin-iconbox10]
▼
[jin-fusen2 text=”手続き内容”]所要時間 5~10分程度
「非課税口座廃止届出書」に住所、名前、生年月日、通帳番号を記入する
▼
1~2週間後に「書類」が自宅に届く
▼
新しい金融機関でNISA口座を開設できる
以上、NISA口座の金融機関変更の流れになります。