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【猫の寒さ対策】毛糸で作る猫用「腹巻き」の編み方

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猫は寒さに敏感な生き物です。我が家の猫たちも寒さが大の苦手で、特に高齢の「きなこ」は、寒いと体温調節がうまくいかず、体調を崩しやすくなっています。

寒い季節には、暖房や電気毛布、暖かいマットなど、猫たちのために様々な寒さ対策をしているのですが….

なぜか一番寒さ対策が必要な「きなこ」は、自ら寒い場所を選んでしまい、よく寒そうにしています

そこで、「腹巻き」を試してみることにしました。

市販の腹巻きもありましたが、着用してくれるか不安なのと、ぴったり合うサイズがわからないため、まずは自作してみることにしました。

この記事では毛糸を使用した「腹巻き」の作り方を紹介します。

作成した腹巻き


目次

猫用腹巻きのメリットと注意点

腹巻きは猫のお腹を温め、内臓の機能をサポートし、血流を改善することで全体の免疫力と代謝を高めます。これにより、寒さによるストレスや消化器系のトラブルを軽減し、快適な生活を提供します。また、高齢の猫や手術後の猫にとっては、体温の維持と保護にも役立ちます。

しかし、猫用腹巻きを使用する際にはいくつかの注意点があります。

猫は毛繕いをする動物なので、腹巻きが毛繕いを妨げないようにすること、また、猫が腹巻きを嫌がる場合や長時間の着用による皮膚トラブルを避けるために、定期的に腹巻きを外してあげることが重要です。

我が家では、エアコン(暖房)をつけてない時に、一時的に腹巻きを使用する予定です

完成品の紹介

この記事では 棒針 を使った 腹巻き の編み方を紹介しています。

以下の画像が完成形です。

どちらも「一目ゴム編み」という編み方で作りました。輪になっているので頭からかぶって着用します。

1目ゴム編みは、表目と裏目を交互に編むことです。横方向に伸縮性があるのが特徴です。セーターの裾や袖口にこの編み方がよく使われています。

AとBの主な違いは B(画像 左)に『あみこみストレッチヤーン』という透明の伸縮性がある糸を一緒に編みこんでいることです。

お腹周りにぴったりフィットさせたいときは、「あみこみストレッチヤーン」をお試しください。

*毛糸と一緒に編み込むだけで袖口や衿口などののびを防ぎ、たるみもなくぴったりフィットします

用意する材料

猫の腹巻きに使用する「材料」を紹介します。

必須

毛糸

お好みの「毛糸」を1~2玉 を用意します。

標準体型の猫の場合、1玉~1.5玉程度で十分ですが、体格の大きな猫ちゃんは2玉弱くらい必要です。

軽い仕上がりにしたいとき(画像B参照)は、毛糸のパッケージに「棒針 6~8号」と記載されている太さの毛糸を選んでください。

太い糸を使用すると(画像A参照)は、編み上げるのが早く簡単に作ることができます。

棒針

4本棒針 又は 輪針 を用意します。

棒針の太さは「毛糸のパッケージ」に記載されている情報を基に選びます。

とじ針

「とじ針」は、毛糸の糸始末をする際に使用します。

とじ針がない場合は、「かぎ針」で代用することができます。

かぎ針

「かぎ針」は、網目の向きを間違えた時の修正や、糸始末にも使えるため、1つ持っておくと便利です。

太さは「毛糸のパッケージ」に記載されている情報を基に選びます。

はさみ

毛糸を切る時に使用します。

メジャー

猫の腹回りのサイズを測る時に使用します。

あると便利なもの

棒針キャップ

棒針キャップは、編み目が針から落ちるのを防いでくれます。棒針の先端に装着して使います。

4本棒針で編む時は必須アイテムです

段数リング

「段数リング」は編み目に目印をつけたいときに使います。

わたしは作り目の「目数」を数えるときにも使用しています

あみこみストレッチヤーン

しっかり横方向に伸縮性をもちたいときに使います。

種類は色々あるのですが透明タイプが目立ちにくいのでオススメです。

腹巻きの作り方

今回編んだ2種類(A・B)とも「一目ゴム編み」の腹巻きです。

STEP
腹回りのサイズを測る

一番お腹が出ている部分を測ります。

STEP
編み図を確認する

作り目以外は全て「一目ゴム編み」で編みます。

表編み、裏編み、表編み…と交互に編むので、作り目は必ず偶数にします。

伸縮性のある編み方なので、作り目は『腹回りより10~15㎝減らす』とぶかぶかにならずに済みます。

失敗を防ぐために「試し編み」を行い、10㎝幅に必要な目数を確認することをオススメします。

わたしは何度も失敗しています

STEP
編む(作り目~2段目以降)

作り目

棒針を2本使って作り目を作ります。しめすぎないようにゆるく作ってください。

作り目を作り終わったら、3本に均等に目を移します。


2段目以降

目的の高さに到達するまで、一目ゴム編みを繰り返します。

表側を見て編んでいきます。

ひたすら表編み、裏編みの繰り返しなのでカンタンです。

STEP
仕上げ(最後の段)

最後の段は「伏せ止め」をしていきます。

とじ針 又は かぎ針を使用して、糸始末をします。

  • 最初と最後の毛糸
  • 毛糸を交換したときの毛糸
STEP
試着してもらう

試着してみて、もしサイズが大きい場合は、紐を通して結んだり、ホックで留めるとずり落ちにくくなります。

今回使用した道具の紹介

毛糸

ユザワヤ「Warmie Warmie(ウォーミィウォーミイ)」5番

棒針

作成に使用した針:12号針を4本

4本針ではなく、輪針を使用してもOKです

とじ針

またはかぎ針

あると便利なもの
  • はさみ
  • 目数リング
  • 棒針キャップ
毛糸

毛糸ピエロ 楽天市場店「ソフトメリノ(並太)

あみこみストレッチヤーン

あみこみストレッチヤーンは、伸縮性を高めるために使用

棒針

作成に使用した針:

6号7号針を各4本

4本針ではなく、輪針を使用してもOKです

とじ針

またはかぎ針

あると便利なもの
  • はさみ
  • 目数リング
  • 棒針キャップ

市販の腹巻き

IDOG&ICATさんの犬猫兼用の腹巻きです

「蓄熱」「保温」「消臭」「抗菌」「UVカット」の5つの快適機能を持つ素材 DANON素材 が使用されています。


シルクが使われていて肌触り抜群。伸縮性の高い生地が使われていて、身体に優しくフィット&脱げてしまうのを防止してくれます


L.W.Dさんの腹巻きは、内側に発熱保温機能のHEATWARMを使用しており、お腹と腰を暖かく包み込んでくれます。

サイドのシャーリングがずれや脱げを防止します。

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