わたしの場合、端末A(両親)から端末B(私)へ呼びかけることができるが、端末Bから端末Aに呼びかけできない現象が起きました。
この記事では、「呼びかけ」をする相手のEcho Show端末(アレクサ)へ、「発信」することができない場合の解決方法を紹介します。
Echo Show(アレクサ)の「呼びかけ」機能とは
Echo Showの「呼びかけ」機能は、指定した端末に自動的につなげて通話できるコミュニケーションツールです。
呼びかけをする相手の同意なしに自動的に通話が開始されるため、双方が「呼びかけ」機能を許可していないと通話ができない仕様となっています。(違うアカウント同士でも利用できます。)
受信を望まない時間帯には、設定で呼びかけを拒否することができます。
「呼びかけ」機能で発信できなくなる原因(おやすみモード)
受信側端末の「おやすみモード」がオンになっていると、発信側端末から呼びかけることができません。受信側端末の「おやすみモード」の設定がオン(有効)
になっていたら、オフ(無効)
に戻します。
わたしが両親の端末へ「呼びかけ」できなくなった時も、「おやすみモード」がオンになっていたことが原因でした。
「おやすみモード」をオフにしてもらうと、いつも通り「呼びかけ」で通話ができるようになりました。
両親は「おやすみモード」を設定した記憶はないそうです;
「おやすみモード」がオンになっている端末へ「呼びかけ」を行うと、「〇〇は応答できない状態です」「この連絡先にはかけられませんでした」などとアナウンスされます。
(発信側端末のおやすみモードが有効になっていても発信できます)
おやすみモードの設定確認と変更方法
「おやすみモード」の確認は、EchoShow端末の画面から確認できます。受信側のEcho Show端末の画面右上に注目します。
「月🌙」の絵柄があれば「おやすみモード」がオンになっています。オフの場合は、月の絵柄が表示されません。
おやすみモードのオン・オフは、EchoShowのアレクサに話しかけて切り替えるのが簡単です。
おやすみモードを「オフ」にする
相手からの呼びかけを受信許可する場合は、おやすみモードをオフ
にします。
「アレクサ おやすみモード オフ」または「アレクサ おやすみモードを無効にして」と話しかける
おやすみモードを「オン」にする
相手からの呼びかけを拒否する場合は、おやすみモードをオン
にします。
「アレクサ おやすみモード オン」または「アレクサ おやすみモードを有効にして」と話しかける
Echo Showの画面操作から「おやすみモード」を切り替える
おやすみモードを「オフ」にすると、月の絵柄に斜線が入る
スマホのアプリでも設定確認と変更ができる
スマホやパソコンの「Alexaアプリ」からも、EchoShow端末のおやすみモードの設定を確認・変更できます。
Alexaアプリから設定を操作する場合は、確認したいEchoShow端末と同じアカウントでログインする必要があります。
↓スマホのAlexaアプリからの操作方法を紹介します。
Alexaアプリから「おやすみモード」を切り替える
月の絵柄をタップすると、オン
・オフ
の切替ができる
呼びかけできる: 月の絵柄に斜線が入っている = おやすみモードがオフ
になっている
呼びかけできない: 月の絵柄 = おやすみモードがオン
になっている
おやすみモードの設定で解決しないとき
受信側端末の「おやすみモード」をオフにしても、「呼びかけ」ができないときは以下の2点も確認します。
- 「端末の呼びかけ機能」がオンになっているか
- 「連絡先」の呼びかけが許可されているか
①「端末の呼びかけ機能」を確認する
同一アカウントの、呼びかけ機能の状態を確認できます。
- Alexaアプリを開き、
デバイス
を選択する Echo・Alexa
を選択し、呼びかけできない端末を選ぶ設定
を選択するコミュニケーション
を選択する呼びかけ
を選択し、設定状態がオフ
になっていないか確認する- 呼びかけを許可する場合は、
オン
またはホームデバイス
を選択する
※オフ=呼びかけが無効
②「連絡先」の呼びかけ項目を確認する
- Alexaアプリを開き、
連絡
を選択する - 画面右上の
人アイコン
を選択し、[連絡先]を開く - 呼びかけたい相手を選択する
- [許可]という項目の
呼びかけを許可
の設定状態が[無効(グレー)]になっていないか確認する - 呼びかけを許可する場合は、ボタンを押して[有効]にする(青くなっていれば有効)
※上記の手順は、③で選択した相手端末からの呼びかけ機能の許可または拒否ができる