2019年8月11日から、3年愛用してきた猫のトイレを『システムトイレ』から『普通のトイレ(固まる猫砂)』に変更しています。
→詳しいいきさつは「猫のトイレ砂を固まるタイプに戻してみた|システムトイレは一旦休止」に書いています。
まずはお試し期間ということで、『システムトイレ時代に使っていたトイレ』に『固まる砂』をいれて使うことにしています。
2019年8月28日に固まるトイレ砂の寿命を迎えたので、新しい砂に丸ごと取替えをするついでに猫トイレを洗ったのですが・・・
想像以上に大変だったので、何が大変だったかを今回は紹介したいと思います。
構造上、システムトイレと固まる猫砂は相性が悪かった

システムトイレとは、2層型になっているトイレです。
普通の猫トイレは尿をすると固まる砂を使いますが、システムトイレで使う猫砂は尿をしても固まりません。
尿は砂を通過して、トレーに落ちるようになっています。
うんちはその都度取り除く必要がありますが、尿を受け取るトイレシートは、1匹なら約1週間ほど取り替える必要がなく手間がはぶけるようになっています。
システムトイレの構造上、尿を通過しないといけないので砂をいれるトレーには網目(すのこ?)があります。

システムトイレ時代に使っていた砂(ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ 大きめの粒2.5L)は粒の大きさが網目より大きかったこと、粒が崩れてもトイレシートが受け止めてくれるため何の問題もおきませんでした。
今回使った固まる猫砂は「網目より砂の方が小さかった」ので、砂をトレーに入れた瞬間からトレーに少し落ちていました。
→ペティオの流せる固まる「木の猫砂」を使用しました。
全量(7リットル)入れたら、砂が敷き詰まることによって全ての砂が下に落ちることはありませんでした。
網目より小さい砂を使うと、固まった猫砂を取りのぞくときに、シートをいれるトレーに砂が落ちるようになります。

シートをいれるトレーに猫砂が落ちるだけなら まだよかったのですが、なんと尿も網目を通過してしまっていました。
猫砂がシートをいれるトレーに落ちていなかったら・・・尿がダイレクトにトレーに溜まっていた可能性も考えられます。
▼トレーに落ちた「砂」と「尿」の画像が現れます。抵抗ない方は、「クリックして表示」を押してみてください。

不思議と、猫砂の消臭効果のおかげなのか、寿命を迎えた8月28日はさすがに臭いましたが、猫砂が新しい間はトレーを開けてもまったく臭くありませんでした。
この点は『ペティオ (Petio) 流せる固まる木の猫砂』の消臭効果が優れているからだと思います。
システムトイレを洗うときが大変でした

何が大変かって、システムトイレから古い猫砂を取り除く作業がいちばん大変でした。
システムトイレの時代は大きめのビニール袋を用意して、猫砂を入れるトレーを傾けてドバッと古い砂をビニール袋にうつすだけでよかったんです。
▲今回もシステムトイレ時代と同じように、ドバッとビニール袋にうつそうとしたんですが、砂がシステムトイレにくっついてしまいスムーズに袋に移せませんでした。
- 猫砂を入れるトレーの「底」に固まった猫砂がこびりついてました。
- 網目の中で固まってしまった砂がこびりついたり、乾いた砂がはさまっていました。
- トイレシートを敷くためのトレーにも砂がびっしり・・・
という具合に、トイレを洗う前の工程がとっても大変でした(泣)
▼どんな感じだったのか見たい人は「クリックして表示」を押してください。


- 網目につまった砂:『麺棒』使って取りのぞきました。
- 猫砂をいれるトレー&トイレシートをいれるトレー:ちいさなビニール袋に手をいれて、砂をかき集めて大きなビニール袋にうつしました。仕上げに古布を使って砂を取りのぞきました。
網目より砂の粒が小さいと、砂も尿も下に落ちてしまう
▲砂の量が少なくなって寿命が短くなるし、尿が落ちるケースもある
砂をいれるトレーの底や、網目の中で砂が固まるので取りのぞくのが大変
▲底や網目で固まっている砂は、からりと固まらず、べったりしてます(汗)
こりずに、もう一度システムトイレを使います

今回のお手入れが大変だったことをうけ、普通の猫トイレを買うことにしました。
買ったのは猫耳がついた可愛らしい見た目の猫トイレですー。
大きいサイズだと、我が家のメタボ猫ちゃん(6.5キロ)でも大丈夫そうです。
楽天市場だと、「消臭スプレー」・「猫砂」・「トイレマット」までついて、通常の値段で買うのとほぼ変わらない値段のセットが売られていたのでコチラを買いました。
届くのを心待ちにしてます
届いたらすぐに使いたいところですが、
思ったより早くペティオの流せる固まる「木の猫砂」の寿命を迎えたので、今度は「おからの猫砂」をシステムトイレに使うことにしました・・・。
おからの猫砂もトイレシートをいれるトレーに砂が落ちてしまってました。
今度は新聞紙をトレーに敷いてみることにしました。

「新聞紙を敷くと、少しは掃除がしやすくなった?」かもしれないと期待してます。
今このブログ書いてて思いついたのですが、システムトイレ時代に使っていた「トイレシート」をトレーに敷けばいいんですね。
そしたら万が一尿がそのまま通過しても受取れとれますもんね。
網目のトレーにもビニール袋か何か敷こうかと思ったんですが、結局そのままにしてます。
まだ1日しか使っていませんが、おからの猫砂は「木の猫砂」に比べてまとまりがよく崩れにくい印象です。
固まったものを取りのぞく際に崩れやすいと困ります。
新しい砂に崩れたものが混じらないように、多めにとらないといけないですからね。結果、砂がどんどん少なくなって寿命が短くなります。
- システムトイレの時と同じように「トイレシート」敷くと、万が一尿が通過した時も安心
- システムトイレで固まる砂を使うと、普通のトイレで使うときより寿命が短くなる
終わりに
もしも、わたしと同じように手持ちのシステムトイレで固まる砂を使ってみようと考えている方は
- 砂を取りのぞくのが大変なこと
- 砂の寿命が短くなること
を理解した上で、システムトイレで固まる砂を使ってください。
今回「木の砂」と「おからの砂」でしか試していませんが、「鉱物系」や「紙」の砂だと、違った結果がでてくるかもしれません。
いずれにしても、鉱物系の場合は木の砂やおからの砂より粒が小さいので一番下のトレーに沢山落ちてしまうはずです。
お手入れは大変だけど、固まるタイプの砂である「木の砂」と「おからの砂」は、砂の舞い上がりもないし、くさくありません。
うんちをしても、こもる感じもなくてビックリしてます。
その代わり鉱物系に比べると、寿命がすぐにきますね。
1ヶ月は持ってくれると想定していましたが、実際は18日(約3週間弱)で寿命を迎えました。チーーーン
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