この記事では、SHARP(シャープ)の加湿空気清浄機の【pm2.5モニターのランプ】が点灯したまま消えない場合の対処方法を紹介しています。
いつもは長くても2時間もあれば消えるのに、いつまでたってもPM2.5モニターのランプが点灯し続けてる…
こんなときは、
故障ではなく、「汚れ」が原因かもしれません
もし同じような問題を抱えているなら、わたしが解決した方法を試してみてください。
PM2.5モニターがある対象機種
KI-HX75、KI-HS70、KI-HS50
KI-GX100、KI-GX75、KI-GS70、KI-GS50
KI-EX100、KI-EX75、KI-EX55、KC-E70、KC-E50
KI-FX100、KI-FX75、KI-FX55、KI-WF100、KI-WF75、KC-F70、KC-F50
ほこりを取るとPM2.5モニターのランプが消えました
まずはじめに、点灯しつづけていたPM2.5モニターが消灯した方法をざっくりと紹介します。
わたしが見つけた解決策は「段階的にキレイにしていったら、いつの間にかPM2.5モニターが消灯していた」方法になります。
お手入れした部品・場所
- センサー:ほこり取り
- センサーフィルター:ほこり取り&水洗い
- 集じんフィルター:ほこり取り
- 脱臭フィルター:ほこり取り
- ユニット:ほこり取り
以上の5つをキレイにしたらPM2.5モニターが消灯しました。
※今回、加湿フィルター・トレーは掃除済みだったのでしていません。
同じような悩みを抱えていた人は、「センサーフィルターのほこりと水洗いをした」ことでPM2.5モニターのランプが消えていました。
>>>空気清浄機のPM2.5ランプが点灯したまま消えないときに試したこと|Louliz
まずは『センサーフィルターをきれいにする』、それでも解決しない場合は、次に紹介することを試してみてください。参考にどうぞ。
PM2.5モニターのランプを消すために試したことを紹介
わたしが試したことを順番に紹介していきます。
掃除機やコロコロで部品のほこり取り
最初に試したのは、1ヶ月ごとにお手入れする部品のほこりを取りました。
ほこりを取った部品
センサー、センサーフィルター、集じんフィルター、脱臭フィルター
ほこりを取るのに使用した道具
掃除機、コロコロ(粘着クリーナー)
掃除の仕方
加湿空気清浄機の背面にある「後ろパネル」をはずす
センサー、集じんフィルター、脱臭フィルターをはずして掃除機やコロコロを使ってほこりを吸い取る。
集塵フィルターと脱臭フィルターは、掃除機の先端をブラシに変えてほこりを取りました。
センサーフィルターは、コロコロを使って両面のほこりを取りました。(この時点では水洗いしていません)
センサーの穴も掃除機でほこりを吸い取りました。
加湿空気清浄機を使い始めて6ヶ月目。毎月1回お手入れしてましたが、今月は1週間ほどメンテを怠ったていたんですよね。
なので、pm2.5ランプの点灯原因は「ほこり」だと思ったのですが・・・
掃除機やコロコロを使ってほこりを取り除くだけでは、PM2.5モニターのランプは消えませんでした。
ユニットホルダーのほこり取り
2番目に試したのは、ユニットホルダーのほこり取りです。
ほこりを取った部品
ユニットフタ、ユニットホルダー
ほこりを取るのに使用した道具
ユニット清掃ブラシ、エアダスター
ユニットは加湿空気清浄機の正面からみて左側の側面にあります。
ユニットふたを開けると、こんな感じになっています。
白い部分が、ユニットホルダーになります。
ユニットホルダーの取っ手を握り、引っ張り出します。
ちょうど加湿空気清浄機を使い始めて半年経過したので、ユニット(電極)を付属の「ユニット清掃ブラシ」と「エアダスター」を使って掃除してみました。
ユニットをキレイにしてもPM2.5モニターは点灯しつづけました。
ユニット(電極部):プラズマクラスターイオンを放出するための大事な場所
通常は1日24時間使用した場合、6ヶ月に1回お手入れします
センサーフィルターの水洗い
3番目に試したのは「センサーフィルターの水洗い」です。
加湿空気清浄機を購入してから半年経過しますが、このときに初めて「センサーフィルターの水洗い」を行いました。
掃除方法
- センサーフィルターを水道水でもみ洗いする
- 完全に乾かす
- 表面のほこりをコロコロなどで取る
センサーフィルターの水洗い&ほこり取りで問題を解決した人もいますが、我が家の加湿空気清浄機は頑固にPM2.5モニターのランプが点灯し続けます。
何をやってもダメだったので、ちょっと頭の中で引っかかっていたことを試してみました
もう1度「センサー・集じんフィルター・脱臭フィルターのほこりを取り」
最後に試したのは、「エアダスター」を使ったほこり取りです。
エアダスターを使った部品
センサー、集じんフィルター、脱臭フィルター
掃除機でほこりを吸い取った気分になってたんですが、もしかしたら全然ほこり取れてないんじゃないかと疑問に思っていたんです。
「集じんフィルター」は紙みたいな素材でガシガシ掃除機できないし、「脱臭フィルター」は細かい網目で掃除機で吸い取りにくいのです。
そこでエアダスターの登場です。
恐る恐るエアダスターを「脱臭フィルター」にちょこっと吹きかけると、今まで取れていなかったであろうホコリが舞い上がりました。
フィルターが半年分のほこりで
目詰まり起こしていました
もうね、気持ちいいくらいほこりが取れます
どうやら我が家で使っている掃除機では、集じんフィルターと脱臭フィルターのほこりは吸い取れていなかったようです。
掃除機の吸引力って大事なんだと強く実感したできごとでした。
そんなわけで、掃除機の吸引力がいいやつを使っている人は、最初の段階でPM2.5モニターのランプが消えるかもしれません。
エアダスターを試す場合、必ずマスクをして屋外で行ってくださいね。
また、集じんフィルターと脱臭フィルターはデリケートなので優しく吹きかけてください。
集じんフィルターは「タブ」が付いている側だけを掃除します。
「センサーの穴」もエアダスターでシューッとしてみました。
エアダスターで、集じんフィルター・脱臭フィルター・センサーの穴をキレイにしたらPM2.5モニターのランプが消えました
解決した方法から、原因をさぐってみた
PM2.5モニターのランプが点灯しつづけた理由を解決した方法から考察したいと思います。
まず、PM2.5モニターがどんな時に点灯するか調べました。
PMモニターが反応するとき
- タバコや線香などの煙
- 調理時に発生する煙
- 自動車などの排気ガス
- 物を燃やした時に発生する煙
- 黄砂やPM2.5が多いとき
- 排気ガスが多いとき
猫のネブライザー治療をしているときも点灯します。おそらく薬品に反応しているのかな
▼取扱説明書では『PM2.5モニターが消灯しない理由』について以下のように記載されていました。
- 石油ストーブやコンロを使用している
- 料理している
このような時は、室内の空気が汚れているので換気をしながら使う
- 窓やドアが開いている
- 気密性の低い部屋に加湿空気清浄機を設置している
このような時は、室外から汚れた空気が侵入してきてるので、風量を強めたり、パワフル吸じん運転をする
我が家は、加湿空気清浄機が置いてある部屋に石油ストーブやコンロは置いておらず、料理もしていないので当てはまりません。
ですが、『窓やドアが開いている』という点には思い当たる節がありました。
調べてみると、PM2.5モニターのランプが点灯し続けた前日から、外の空気が汚れていました。
このことから、PM2.5モニターのランプが点灯しつづけた「きっかけ」になったのではないかと考えられます。
- PM2.5が九州全体をすっぽり覆っていた
- 雨が降っていて、無風だったので汚染された空気が停滞し続けていた
- 雨がやんだら、ものすごい強風になった。空気を入れ替えようと換気をしたときに汚れた空気が部屋にたくさん侵入した
といっても、ずっと点灯し続けるのは変なので掃除を怠ったことが第一の原因ですね;
PM2.5モニターのランプが消灯するきっかけとなった、「集じんフィルター」「脱臭フィルター」「センサー」の役割を調べてみました。
集じんフィルターの役割
PM2.5、花粉、アレル物質(ダニのふん・死がい)、カビ菌、ホコリ・チリ、タバコの煙(粒子)、ペットの毛などを捕集する
脱臭フィルターの役割
タバコの煙(ニオイ)、トイレのニオイ、生ゴミのニオイ、ペットのニオイなど生活臭を吸着・分解する
センサーの役割
ホコリセンサー(大きな粒子と小さな粒子)、ニオイセンサー(ニオイ成分)で部屋の空気の汚れ具合を検地して、きれいモニター、PM2.5モニター、ニオイモニターで知らせる
▼YOUTUBEの動画に移動します
高感度ホコリセンサーとPM2.5モニターについて|SHARP公式
「センサー」と「集じんフィルター」は、PM2.5モニターに大きくかかわっていました。
「脱臭フィルター」は一見関係なさそうですが、集じんフィルターの上に重ねて設置するので間接的にかかわりがありますね。
我が家の場合、センサー、脱臭フィルター、集じんフィルターのほこりが取り除けていなかったことで誤作動を起こしてしまっていた可能性が高いですね。
✫1ヶ月に1回のお手入れをサボらない!
✫センサー、脱臭フィルター、集じんフィルターは念入りにキレイにする
それでも、解決できないときはシャープに相談しよう
ほこりを取り除いてもなおPM2.5モニターのランプが点灯し続ける場合は、シャープのホームページで解決方法を調べたり、相談窓口に電話かチャットで相談することができます。
空気清浄機の総合窓口は下記アドレスから。取扱説明書もDLできます。
サポート・お問合せ 空気清浄機
まとめ:1ヶ月ごとのお手入れは手抜きせず行おう
点灯し続けていたPM2.5モニターのランプが消灯した時の解決方法は「各部品のほこりを丁寧に取り除いた」ことでした。
掃除した部品
集じんフィルター、脱臭フィルター、センサー、センサーフィルター、ユニット
重点的にきれいにする部品・場所
集じんフィルター、センサーの穴、センサーフィルター
我が家の場合は、1ヶ月に1度のお手入れを怠ったことが大きな原因だと考えられます
掃除する上での4つの注意点
- 水洗いできるのは「センサーフィルター」だけ
- 「集じんフィルター」は
タブ
がある側だけをキレイにする - 「集じんフィルター」「脱臭フィルター」はもろいのでソフトタッチで
- 掃除機の吸引力が弱い場合は、「エアダスター」を使ってほこりを吹き飛ばす
以上の4点に注意して、お手入れしてください。
我が家の加湿空気清浄機の場合、加湿周りの部品が2年ほどで寿命を迎えて交換しました😱
加湿の威力が弱くなったので、試しに「加湿フィルター」と「加湿フィルター枠」を交換したらパワーが戻りました!
取扱説明書には、寿命約10年に1回と記載されているんですけどね…
いつもの力を発揮しないときは部品の寿命を疑ってみてください
お手入れした部品の交換タイミング
集じんフィルター&脱臭フィルター
寿命の目安
約10年もしくは「フィルターからニオイが発生した場合」
ユニット
寿命の目安
ユニット 交換ランプ(赤)が点滅したとき
部品のほこり取りに役立ってくれました