- 水筒の中をキレイにしたい
- 水筒の茶渋って、どうやって取るの?
こんな悩みを抱えていませんか?
今回ご紹介する方法を使えば、水筒を簡単にキレイにできるので、よかったら試してみてください。
底が見えないほど汚れた水筒の茶渋を取る方法
私がおすすめするのは『酸素系漂白剤』を使って水筒の茶渋を取る方法です。
水筒の茶渋を取るには、「お湯×酸素系漂白剤」の組み合わせが最強!
水筒に酸素系漂白剤とお湯を入れるだけで…
底が見えないほど汚れていた水筒が、こんなにキレイになりました!
やり方はとても簡単です。
酸素漂白剤を使った、水筒の茶渋取り手順
今回使用したのは、シャボン玉石けんの「酸素系漂白剤」です。
成分は:過炭酸ナトリウム(酸素系)だけというシンプルなものを使います。
茶渋で汚れた水筒
真っ黒ですね。紅茶やコーヒー、ルイボスティーを水筒で飲んでいたので、このような状態になってしまいました。
飲み口も同じく茶渋で汚れています。
用意するもの
- 酸素系漂白剤
- お湯
- 水筒を洗うスポンジ(菜箸と布で代用可能)
- ボウル(飲み口をつけ置き洗いするため)
- キッチンペーパー(お皿で代用可能
手順
①お湯と酸素系漂白剤を水筒に入れる
- お湯:50℃以上、量は約1~2リットル
- 酸素系漂白剤:水筒1個につき大さじ1杯、ボウルには大さじ2杯程度
まず、50℃程度のお湯を用意します。熱くないと洗浄効果が低くなるため、しっかり温めてください。
わたしは、やかんで沸かした熱々のお湯を注いでます
お湯の量は、水筒とボウルに入る量を用意します。(約1〜2ℓ)。
酸素系漂白剤を先に水筒に入れ、その後お湯を注ぎます。菜箸などでかき混ぜると、洗浄液が全体に行き渡り、よりキレイに仕上がります。
お湯を注ぐとぶくぶくと泡立ちます
飲み口部分はパッキンなどすべて解体し、ボウルに入れます。
飲み口の部品 → 酸素系漂白剤 → お湯の順番で入れてください。
飲み口が浮いてこないように、キッチンペーパーやお皿で重しをします。
②約15分後に洗浄液を洗い流す
上の画像は15分後に洗い流した水筒の様子です。
底が見えないほど汚れたいたのが、すっかりキレイになりました。
洗い流す際は、水筒用スポンジを使って中を軽くこすってください。
汚れは浸けている間に大部分が浮いて取れますが、少し残っている場合もあります。
そのため、スポンジや布を使ってしっかりと取り除きましょう。
水筒用のスポンジがなければ、小さな布を菜箸で挟んで中をこすり洗いしても代用できます
飲み口もすっかりキレイになりました。
洗い流す際は、スポンジや布で茶渋が付いていた部分を優しくこすりながら洗ってください。
番外編 – 根深い着色汚れやパッキンについた黒カビには注意
じゃんっ!こちらは我が家で愛用中の象印の水筒す。(全部で8本くらいあるかも)
その中でも、特に古くから使っている「初代ZOJIRUSHI」の水筒。昔は水筒をその日に洗わずに放置したり、雑に扱ってしまったことがありました…。
その結果、パッキンに黒カビが生えたり、プラスチック部分に根深い着色汚れがついてしまいました。
今回紹介した方法で少しはキレイになったものの、上記の画像が限界。ここまで汚れてしまうと、さすがに完全に汚れを落とすのは難しいですね。
※水筒本体の着色汚れは落とせます。
「パッキンを替えた方がいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、自分で使うものなので、粘り強く使い続けています
ちなみに、ピカピカの水筒は2016年以降に購入したもので、普段からこまめに洗っています。
日頃からしっかり手入れをしておけば、カビも発生しにくいですし、定期的に酸素系漂白剤で洗うことでキレイさを保てます。
普段のお手入れには「アクリルたわし」が便利です
なるべく酸素系漂白剤を使わず、水筒をキレイな状態で保ちたいという方もいますよね。そんな方には「アクリルたわし」を使う方法をおすすめします。
アクリルたわしは洗剤を使わなくても、食器などの汚れを落としてくれます。
頑固な茶渋汚れもスルッと取れますよ
アクリルたわしで茶渋を落とすには「コツ」があります。通常のスポンジでは上下左右に動かして洗いますが、アクリルたわしを使う場合は「一方向に動かす」ことがポイントです。
ゴシゴシと左右(←→)や上下(↑↓)に動かしても、茶渋は取れません。
動かす方向は上下でも左右でも構いませんが、常に一方向に動かすことを意識してください。
普段はアクリルたわしで洗い、汚れが蓄積してきたと感じたら酸素系漂白剤を使えば、洗剤を使う回数もぐっと減らせます。
終わりに
水筒の茶渋は、酸素系漂白剤を使うとキレイに落とせます。
酸素系漂白剤は茶渋取り以外にもいろいろな用途がありますが、私はもっぱら水筒の茶渋取りに使っています。
今回、シャボン玉石けんの「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」を使いましたが、オキシクリーンでもキレイになると思います。
▼オキシクリーンの成分はこちら
過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、アルカリ剤(炭酸ナトリウム)
過炭酸ナトリウムに加えて「炭酸ナトリウム」も含まれていますね。炭酸ナトリウムといえば重曹。重曹が入ることで、よりキレイになるんでしょうか?
まだ一度も使わずにタンスの肥やしになっているので、今度試してみようと思います。