購入した革製バッグのショルダー紐が長かったので、「穴開けパンチ」を使用して、新しい穴を開けて短く調整してみました。
穴開けパンチがあれば、初心者でもキレイにかつ手軽に穴を開けることができます。
この記事では、『バッグのショルダー紐の穴あけ方法』を詳しく紹介します。
ショルダー紐、ウエストベルト、時計のベルトなどの長さを調整したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
今回使った道具はこちらになります
ショルダー紐の穴あけに用意するもの
ショルダー紐の穴あけに用意するものは以下の通りです。
- レザー用の穴あけパンチ
- 定規
- 油性ペン
- マスキングテープ
穴あけに使うパンチは、こちらの「レザー穴パンチツール Toolmak」を使用しました。
ショルダー紐の穴あけ方法
それでは、革製のショルダー紐に穴を開ける方法を紹介していきます。
穴開け前の下準備
まず、穴の大きさを確認します。穴あけパンチの研磨ロッド(刃)を既存の穴に差し込むと、穴のサイズがわかります。
また、紙に穴をあけて、元からある穴に合わせてサイズを確かめる方法もおすすめです。
開けたい穴のサイズがわかったら、そのサイズに合わせて穴あけパンチの「研磨ロッド(刃)」と「台座」を調整します。
穴の間隔を計測します。
元から開いている穴の中心から次の中心までの距離を確認します。
長さがわかったら、新しく穴を開けたい場所に「油性ペン」で目印をつけます。
穴の高さを合わせます。
元から開いている穴の真下に平行になるように、新しく開けたい位置までマスキングテープを貼ります。
本番:穴を開ける
研磨ロッドを目印の部分に合わせ、軽く握って固定します。
この際、裏側もチェックし、位置がずれていないか確認してください。
目印の位置がずれないように、穴あけパンチのレバーを両手でしっかりと握って開けます。
簡単に穴を開けることができました!
穴開けミスをしたくないので、実際に開ける時はかなり緊張しました。失敗を避けるためにも、いらないベルトなどで試しに穴を開けることをおすすめします。
私もキャン★ドゥで合皮ベルトを購入して、事前に試し穴を開けてみました。
完成品おひろめ
穴をあけた部分
画像では詳細が見えにくいですが、直接見るとキレイに穴が開けられています。
少し穴が小さいように感じましたが、金具を通してみると問題ありませんでした。
まるで最初からあったかのような自然な仕上がりで、違和感がないです。
着用してみた
最初は2個の穴を追加するつもりでしたが、1個だけでバランスが良くなりました。
小さな修正で、驚くほどの効果が実感できました
このバッグはお財布ショルダーバッグなので、小銭を取り出す際の使い勝手も重要なのですが、明らかに取りやすくなりました。
ショルダー紐の穴開けに使った「レザー穴あけパンチ」の紹介
革に穴をあける専用の道具(穴あけパンチ)を使うと、初心者でも簡単にショルダー紐の穴を開けることができます。
以下に、今回使用した道具をご紹介します。
2024年1月現在Amazonでは売り切れ中です
開けられる穴のサイズは2.0㎜~4.5㎜で、0.5㎜刻みの6段階に調整可能です。
2.0㎜ | 2.5㎜ | 3.0㎜ | 3.5㎜ | 4.0㎜ | 4.5㎜ |
この「Toolmakのレザー穴パンチツール」を選んだ理由は、レビューで「力を入れなくても簡単に穴を開けることができる」との声を見つけたからです。実際に使ってみると、本当に軽い力でキレイに穴を開けることができました
仕上がりも非常にキレイで大満足です
回転式レザーパンチに比べると、少し価格が高めですが購入して正解でした。
レザー以外の素材にも使用できるため、今後も様々な場面で役立ちそうです
革、合皮、段ボール、プラスチック、紙、0.05㎜以下の鉄やアルミニウムなど
今回は使いませんでしたが、こちらの回転式レザーパンチも穴を開けることが可能です。
手ごろ価格で、2.0㎜から4.5㎜までの6段階で調整できます。レザー以外の素材にも使用できます。
こちらの記事では、回転式レザーパンチを使用して「スマホケースに穴を開ける方法」を紹介しています。
今回、穴を開けたショルダー紐は、Dacotaの「お財布機能付きショルダーバッグ」のものです。
素材はゴート(山羊)の革製で、革の厚さは約2㎜。穴のサイズは約2.5㎜です。