2016年の春から鼻水とくしゃみに悩まされ続けた我が家の飼い猫。
環境を見直したことで劇的に回復しました!
環境を見直してから約2週間。
体調がすこぶるいいみたいです!
- 1日50回以上はしてた「くしゃみ」が劇的に減った
- 絶えず出ていた鼻水がほとんど出なくなった
- 鼻づまりがなくなり、鼻周りがキレイになった
- 鼻の穴にふさがっていたカサブタがとれた
- 鼻の穴下にあった肉の盛り上がりがなくなった
- カピカピに乾いてた鼻も、湿り気がでてきた
症状が良くなってきたことで、以前に比べて食欲が旺盛になり、よく動くようになったし、人の動きや音に反応を示すようになりました。
下記の7つのコトを見直しただけで、こんなに症状が改善するとは思ってもいなかったので本当に驚いてます。
- 「ネブライザー」の回数を増やした
- 「点眼薬」の回数を増やした
- 夫の着終わった仕事着を部屋に置かないようにした
- 「加湿空気清浄機」を取り入れた
- 冬場のエアコン(暖房)を切っている時に電気毛布を使用しだした
- 冬場の夕方~翌朝まではエアコン(暖房)を入れることにした。設定温度は22~24度。
- 鼻下にワセリンを塗るようにした
それぞれが相乗効果をうみだして、猫の鼻かぜが劇的に改善したと私は思ってます。
環境を変えようと見直すきっかけは「けいれん」でした
猫が食事中に突然「けいれん(てんかん)」を起こしたことで、今まででの方法では猫がキツイだけだとわかりました。
今思うと環境を見直す前は、ほんの少しだけ鼻かぜの症状を抑えただけのおそまつな方法でした。一番ひどい時より、少しマシになった程度。
- 症状が悪くなった時だけ目薬
- 週1回のネブライザー
- 乾燥対策で濡れタオル
- エアコン(暖房)を切っている間は「湯たんぽ」のみで寒さをしのいでいた
当時は、一番ベストな方法だと思っていました
けいれんの原因は、先生いわく「鼻かぜが影響して起きた可能性がある」とのことでした。
詳しいことはMRIで検査をしないとわからないので、原因を突き止めることは諦めてます。
抗てんかん薬を処方され、1週間飲ませました。
けいれんは1回きりで2022年2月に飼い猫が息をひきとるまで起きませんでした。
猫の鼻かぜ対策で効果があった7つのこと
我が家の飼い猫の鼻かぜに効果があった7つの対策を紹介しますね。
①「ネブライザー」を週1回→週2回に増やした
病院でネブライザー治療をすると、猫の鼻の調子がよくなったので2018年5月から自宅でネブライザー治療をはじめています。
ネブライザー治療は、鼻かぜの症状を一時的に良くする事ができます。
けいれんが起きる前は、「週に1回」の頻度でネブライザーしていました。
しかし、「週1回」だと2~3日で元通りに戻ってしまうので「週2回」に増やしました。
最初は『コンプレッサー式のネブライザー』を使っていましたが、2019年1月から『超音波式ネブライザー』に変更しています。
超音波式ネブライザーに変更したら所要時間が大幅に短縮。猫もわたしも負担が減りました。
②「点眼薬」の回数を毎日3回に増やした
病院から処方してもらった抗生物質の入った点眼薬を使ってます。
点眼薬をすると、鼻水の症状が落ち着き調子がいいのです。
けいれんが起きるまでは、症状が悪いときにだけ2滴さしていました。
これは病院の先生から「抗体がつく可能性があるので、ずっとさし続けると効かなくなる」と病院から言われたので積極的に差していませんでした。
週に2~3回くらいさしていたかな
それを、本来の使い方「毎日、朝・昼・晩の3回(計6滴)」に戻すことにしました。
※2019年春ごろから、毎日差していた目薬を体調の優れない時にだけに戻しています
③夫の着終わった仕事着を廊下に置いた
けいれんが起きる前は、仕事着は部屋に置いてある洗濯カゴにいれていました。
ある時気がついたんですよね。
夫が仕事から帰ってくると、猫がくしゃみをしだすことに…
試しに、洗濯カゴを廊下に出してみました。
するとどうでしょう。効果は劇的にあらわれて、くしゃみの回数がぐっと減りました。
色んな菌や汚れが仕事着についてたんだと思います
④「加湿空気清浄機」を設置した
一番鼻かぜに効果があったと思われるのが、この加湿空気清浄機です。
病院の先生いわく鼻かぜには乾燥した空気は大敵だそうです。
晴れた日の冬場は部屋の湿度が30%~40%代でしたが、加湿空気清浄機を取り入れたら50%~60%代を維持するようになりました。
購入したのは「SHARPの加湿空気清浄機プラズマクラスター25000」です。
このプラズマクラスター機能がなかなか優れものでなんです。
我が家で使用しているエアコン「SHARPのプラズマクラスター7000」は、プラズマクラスターを単独で動かすことができるんですけど、単独で運転すると鼻炎持ちの夫や、猫の調子がとってもよくなるんです。
わたしは花粉症とか鼻炎とかはないので、よくわからないんですけどね
夫の話では、プラズマクラスターを単独で使用している時は鼻の調子がよくなるけど、暖房や冷房を使用している時は効果をあまり感じないそうです。
今回買った加湿空気清浄機は、エアコンのプラズマクラスター7000より濃度の濃い25000のやつにしました。
これは買って大正解でした!空気をキレイにしてくれてるのがわかるし加湿もちゃんとしてくれます
⑤冬場のエアコン(暖房)を22度にした
2017年11月~2018年の3月までは、寝るときに暖房を切っていました。
2018年11月~2019年の春ごろは、日中のエアコンを控えて夜から朝まで暖房をつけることにしました。
エアコンの設定温度は22度くらい。
室内の気温が20度を下回ると猫の調子が悪くなるので、20度を下回らないように気をつけました。
⑥日中は電気毛布を使う
夜から朝10時くらいまでエアコン(暖房)を使用。電気代節約のため日中はエアコンを切るようにしました。
とても冷え込む日は早めに暖房つけます
電気毛布を買う前は、湯たんぽを使ってました。
湯たんぽもよかったのですが、部分的にしか暖まらないので「電気毛布」を導入。
人間用の電気毛布を猫と分け合って寒さをしのぎました。
電気毛布は2019年6月ごろまで役立ってくれましたよ。2019年の春は肌寒い夜~朝にかけて使用していました。
猫も心地よさそうにしてます。
たまに付け忘れていると「ちょっと暖かくないんやけど!? 信じられん….!」みたいな顔して訴えかけてきます。
電気毛布は電気代が激安なので、お財布にも優しいです。
人間用の電気毛布なのでサイズは大きめ。あまった部分は私がひざに掛けたり座ったりしてます★
所持している電気毛布のレビューはこちらから
⑦ホットタオルとワセリンで鼻周りをキレイに
飼い猫は、鼻の周りが常に鼻水の水溜り状態。
カサブタが出来て鼻の穴をふさいでしまったり、鼻水でぐちゅぐちゅになったりしていました。
- 猫が触れても熱くない程度のホットタオルをつくる
- 鼻周りを優しくキレイにぬぐっていく(カサブタは無理に取らなくてOK)
- ワセリンを麺棒で少しだけとります。鼻下にチョンチョンッとごくごく少量ぬってあげます
綿棒は「赤ちゃん用綿棒」が細くて使いやすいです
鼻周りにカサブタがないときはホットタオルを使わず、ワセリンだけを塗るようにしました。
これね、結構いい感じなんです。
しばらくすると、鼻周りがクリーンな状態になっていることもあります。
塗る頻度
- 最初の頃:鼻水の状態関係なく、朝・昼・晩と分けて塗っていた
- 2019年春ごろ~:鼻水がひどいときにだけ、ワセリンを塗る
まとめ:猫の鼻風邪に効果があったこと
環境を見直したことで、びっくりするぐらい猫の症状が落ち着いてきました。
猫の鼻かぜに効果があったことを以下にまとめました。参考にしてください。
- ネブライザーの回数を増やす
- 点眼薬の回数を増やす
- 外出先で着た服は、部屋の外へ出す
- 加湿空気清浄機で乾燥と汚れた空気と決別
- エアコンを使用してないときは電気毛布
- 冬場はエアコン(暖房)を利用して20度以下にしないようにする
- 鼻下にワセリンをぬる
2019年7月追記
その後の「猫の体調」
以前までのひどい状態からは落ち着いていますが、完全には良くなっていません。(猫の鼻かぜは一度かかると慢性化しやすい)
くしゃみもするし、鼻水がぐずぐずになることもありますが、一番ひどかった時からは確実によくなっていることを実感しています。
表情が明るくなったし、時々遊ぶ元気もでてきています。何より食欲旺盛になりました。
飼い猫の鼻かぜをよくするために試してよかった商品
2022年に飼い猫が鼻かぜを患ったときに見つけた点鼻サプリと、鼻水を吸い取る製品。(この記事で書いた飼い猫とは違う猫です)
点鼻サプリ
鼻の奥に固まって詰まっていた鼻水が外に出るようになりました。
体調が回復したおかげか、動きも活発になってくれました
手動で鼻水を吸い取る
*本来は人間用の赤ちゃんに使う手動鼻吸い器
ちょうど飼い猫の鼻の穴に入る大きさで、手動で鼻水を吸い取ることができます。
鼻の穴に入らなくても、入り口に鼻水が出てきてくれていたら吸い取れます。
鼻水吸い取るやつ、
この記事で書いた飼い猫にも使いたかったなぁ…
👇2023年に購入した電動鼻水吸引器
電動で鼻水を吸い取る
本来は人間の子どもに使う電動鼻水吸引器なのですが、猫にも使えました
ノズルを鼻の穴にいれる必要はなく、猫の鼻の入り口にノズルをあてると電気の力でジュルッと吸うことができました。
手動で鼻水を吸う「タイヨーハナッコ」に続いて、ダメ元で買ってよかった鼻吸い器です。
▼メルシーポットのレビューはこちら