今日は猫の寒さ対策で役立ってくれた
「電気毛布」のレビューをします
我が家には鼻かぜの老猫がいます。(推定13歳以上)
老猫になってから、自分で身体を温める力が弱くなりました。
反対に、もう1匹の猫(推定8歳)は触るとポカポカ、メタボ体型もあわさってムチムチしてます・・・
夜~朝はエアコンをつけて暖かくしてますが、日中は電気代節約のため暖房を切って過ごしていました。
猫の日中の「寒さ対策に何かいいものはないか」と考えた末にたどり着いたのが電気毛布でした。
「猫の鼻かぜが みるみる回復!環境を見直した7つのこと」にも書きましたが、2018年冬~2019年6月ごろまで電気毛布は思った以上に大活躍してくれました。
わたしは今まで『湯たんぽ派』だったんですが、電気毛布を実際に使ってみたら便利すぎて手放せなくなりました!
もくじ+
電気毛布を買ってよかったと思ったところ

- 猫が催促するほど気に入ってくれた
- 電気代を気にせず使えるほど驚きの安さだったこと
- 人間も一緒に使うことができたこと
猫のお気に入りアイテムになった

電気毛布を買って本当によかったと思ったのは、やっぱり第一に猫が気に入ってくれたことですね。
電気毛布の電源が入っていなかったときは、催促してくるぐらいお気に入りになってました。
もう1匹の猫は、冬の寒い時期(12~3月)は羽毛布団派でしたが、春は電気毛布と電気毛布の間で寝たり、布団のようにかけて寝たり、上に乗ったりと電気毛布で暖まってました。

【湯たんぽ】は、もう1匹の猫で冬場に活躍してました
寒い時期に羽毛布団の中で昼寝することが多いので、いつでも布団の中で暖まることができるように「湯たんぽ」をいれてます。
電気代が驚きの安さだったこと

電気毛布って電気代が高いイメージがあったんです。
ただの思い込みでした・・・・
温度調節 | 強 | 適温 | 弱 |
電気代 (1時間あたり) |
約0.9円 | 約0.6円 | 約0.4円 |
▲わたしが購入した電気敷毛布(YMS-FK30)は「強」でも1時間あたり約0.9円なのです。
ちなみに「強」は余熱時にしか使わないので、1時間あたり約0.6円くらいしか電気代がかかってません。
4~6月は暖房(エアコン)をつけない時間が多かったので、寒さ対策に電気毛布がさらに大活躍しました。
人間も一緒に使用できた
まぁ、人間用の電気毛布を買ったのであたりまえなのですが
人間用にしてよかったなぁと再確認しました。
昼間は、わたしがパソコンで作業する隣で猫は寝てます。
半分は猫用、もう半分はわたしが上に座ったり、ひざ掛けにしたりして暖まることができました。
寝るときは、猫はわたしの頭上に移動します。
春は布団の代わりに使ったりしてました。(下半身だけいれておく感じです。)
実際に買った電気敷毛布(YMS-FK30)のこと

最初は「ペット用」の電気カーペットを探してみました。
調べてみるとペット用は
ペット1匹サイズと小さい
小さいくせに値段が人間用の電気毛布と変わらない(むしろ人間用の方が安い
ということがわかりました。
『どうせ買うなら大きいのがいい』と思い、人間用の電気毛布を買うことにしたんです。
買ったのは山善さんの『電気敷毛布 YMS-FK30』です。
「電気敷毛布(YMS-FK30)」を買った決め手は
- 電気をつけてない状態で触れても、ヒヤッと冷たくなさそう
- 電気代が1時間0.9円と激安
- 洗濯機で丸洗いできる
- ペット1匹用サイズじゃなくて、大きめのサイズ
こんな感じだったと思います。
いちばん重要視したのは①の『電気をつけてない状態で触れても冷たくない素材』です。
結果、電気をつけてない状態でもほのかに暖かさがあるので買って大正解でした。
フランネル素材というものらしい。
仕様
▼取扱説明書に記載
定格電圧 | 交流 100V-50/60Hz | ||
定格消費電力 | 50W | ||
本体寸法 | たて 約 140cm よこ 約 80cm | ||
毛布材質 | 表 面:ポリエステル 100% 発熱布:(羽毛部分)ポリエステル70%、アクリル30% (地糸)ポリエステル100% |
||
温度調節 | 強 | 適温 | 弱 |
表面温度 | 約53℃ | 約33℃ | 約21℃ |
電気代 (1時間あたり) |
約0.9円 | 約0.6円 | 約0.4円 |
消費電力量 | 約35Wh | 約22Wh | 約13Wh |
ダニ退治ができる
洗濯機で洗うことができる
電気敷毛布(YMS-FK30)の電気代
冬場(12月~3月)は約8時間、春(4月~6月)は、16時間以上は使ってたと思います。
電気代を気にせず使えたのは、電気毛布の電気代がめちゃくちゃ安かったからです!
電気敷毛布(YMS-FK30)は強・適温・弱の3段階で温度調節できます。
強・適温・弱の役割を説明しておきますね。
「強」= 最初の余熱のときにのみ設定します。余熱時間は30~60分
「中」= 余熱が終わったら、中に設定します。
「弱」= もし中でも熱いと感じたなら弱にします。(ほぼ使わなかったです)
最初の1時間くらいだけ「強」に設定。主に「中」を使います。
電気敷毛布(YMS-FK30)の電気代は
- 強 =約0.9円
- 中 =約0.6円
- 弱 =約0.4円
※↑取扱説明書に表記されてました。
電気代:室温15℃、綿ふとん中で5時間運転したときの平均消費電力量を1kwh=27円で算出した値です
引用元:電気敷毛布 YMS-FK30 取扱説明書より
設定温度「中」で贅沢に24時間運転しても14.4円ですよ!
かなり安くないですか?
猫に使う場合は電気毛布カバーをつくる

我が家では、電気毛布に電気毛布カバーをかぶせて使っています。
しかも、うちの老猫はどこでも構わず吐くんですよ; そこがどんなに自分がお気に入りの場所であっても・・・
なので
猫が吐いてもいいように「電気毛布カバー」をつくりました
電気毛布カバーといっても、ニトリで買った布団カバーを半分にちょんぎって、電気毛布をはさんだだけなんですけど(笑)
布団カバーは、電気毛布が2枚分入るくらいの大きめサイズ(セミダブル)を買いました。吐いたら、電気毛布カバーを交換するだけなので便利ですよ。
電気毛布カバーをしていたおかげで、吐いたときに電気毛布カバーを交換するだけでよかったので本当に助かりました。
もう1匹の猫は、電気毛布と布団カバーの間に入るのが好きだったようで想定外の活躍もしました。(←この猫は場所を選んで「床」で吐くことが多い。また嘔吐しても水っぽくない)
自分で電気毛布カバーをつくる場合の注意点

わたしは電気毛布の時と同様に、電気毛布カバーにする素材を
- 薄手
- 触ってもヒヤッと冷たくないもの
を選びました。
思っていた通りのものがニトリにあって買ったのですが、生地の素材えらびに失敗してしまいました。
触れてもヒヤッと冷たくないのは満足でしたが、問題は「布の端処理」です。
布の端を処理する

わたしが作った電気毛布カバーは、ニトリの布団カバーを半分に切ってリメイクしたもの。
布によっては切った断面がほつれてきたり、くるんと丸くなってしまったりするわけです。
わたしが買った布団カバーは
- 表はニット素材
- 裏はふわふわの生地
布を切ってみると、ニット素材はくるんと丸くなるし、ふわふわの生地はふわふわがボロボロと抜けるようになってしまいました(汗)
こんな時は、切った部分の処理が必要です。
- 切った布端を3つ折りにして縫う
- バイアステープで布端をはさむようにして縫う
- ロックミシンで端処理をする
③のロックミシンは持っていないので、①と②を試しました。
最初は①の布を3つ折りにして、ミシンで縫おうと試みましたが失敗。
というのも、ニット素材とふわふわ素材は普通の低価格ミシンでは縫うことが困難なんです。
ニット専用の針と糸に替えて挑戦したけど、縫えなかったです。
次に試したのは②のバイアステープで布の端をくるんで縫う方法。
市販品のバイアステープは幅が狭いので、綿の生地で幅広のものをつくって縫ってみたところ、普通のミシンでも縫うことができました。
バイアステープは手芸店で売っていますが、自分でつくることもできます。また、ミシンがない人は「手芸用ボンド」もありますよ。
薄手のものであれば、電気毛布の暖かさも伝わってきます。
終わりに

電気毛布は猫の寒さ対策に、また鼻かぜ対策にとても役立ってくれました。
うちの猫2匹は、普段一緒に寝たりとかしない(仲悪い)のですが、電気毛布のおかげで至近距離で寝ることも何度かみました。大きいので取り合いすることなく使えるので大き目をかって正解でした。
子猫でやんちゃざかりだったりすると、電気毛布に入ってる電気線?をひっかいてしまうことがあるので人間用は避けた方がいいですね。
もう遊ぶことをほとんどしなくなった悟り猫は、人間用の電気毛布でも使うことができます。
