猫のトイレをシステムトイレから、従来の猫トイレ(固まるタイプの砂)に試験的に変更しました。
少し前から思っていた疑問を解決したく
約3年間愛用していたシステムトイレから、固まる砂を使った猫トイレに変更することにしました。
実験期間は 2019年8月11日~9月11日くらいの約1ヶ月間 ほど。
トイレは、今まで使っていた「システムトイレ」を再利用します。
[chat face=”asa5.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]実験中にわかったことは随時、ココに追加していきます[/chat]
猫のトイレ遍歴
まずは我が家の猫トイレ遍歴を
2011年11月~ | 初めて猫を飼う。トイレは「従来の固まるトイレ砂」を使う |
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2016年4月~ | 環境が変わる。トイレを「システムトイレ」に変更する |
うんちの臭いはするので、段ボールカバーをしたり、 無香空間などの消臭グッズを取り入れるようになる |
|
2019年8月~ | 試験的にトイレを「従来の固まるトイレ砂」に変更する |
上記の通り、2016年4月から約3年間システムトイレを愛用してきたわけですが、ある疑問がふつふつと沸いてきたので試しに元の猫トイレ(固まるトイレ砂)に戻すことにしました。
2011年11月ごろ
初めて飼う猫。
夫の実家で飼っていた猫も『固まるトイレ砂を使っていた』ので、何の迷いもなく「固まるトイレ砂」を使った猫トイレを選択しました。
砂は鉱物タイプ(砂みたいなやつ)。
砂の飛び散りに不満を覚えつつも、お手入れも楽だし、継ぎ足し方式で砂の取替えも2~3ヶ月に1回でよかったので、何の疑問もなく使ってました。
2013年の9月ごろにもう1匹の猫が増えたが、「固まるトイレ砂」のまま使うことに。
2016年4月
猫のトイレ設置場所
- ~2016年4月:空気の通り道(廊下)
- 2016年4月~:自分たちが寝起きや食事をする場所
これまで猫のトイレを空気の通り道(廊下)に設置できていたのが、2016年4月中旬から、『自分たちが寝起きや食事をする部屋』にしか置けなくなりました。
従来の猫トイレ(固まる砂)の問題点に気づき、システムトイレに変更することになります。
システムトイレは尿のニオイは防げても、うんちの臭いは防げなかったので、無香空間などの消臭グッズや、トイレ全体を覆う段ボールカバーを使ったりすることでニオイ対策を行いました。
2019年8月~
2019年8月11日~固まる砂を使った猫トイレに戻しました。(実験中)
ただし、以前使っていた「鉱物タイプ」の砂ではなく、システムトイレで愛用中だった、木のチップに似た「木の猫砂(ひのきの香り)」に変更してみました。
木の猫砂にしたのは、部屋で使った場合の問題点「砂の舞い上がり・飛び散り」が解決できるのではないかと思ったからです。
▷2019年8月28日から、おからの砂を使うことにしました。
[jin-tensen color=”#f7f7f7″ size=”3px”]
また、トイレ砂をたっぷり入れることで、うんちを隠してくれるのではないかとも期待しています。
システムトイレ時代は、2.5ℓしか入ってなかったので、猫がうんちを隠したくても隠せなかったです。
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疑問に思っていたことが解決できれば、「固まるタイプの猫砂」を使い続けるつもりです。
きっかけは義実家の猫トイレ
固まる砂を使った猫トイレにしようと思ったのは、義理の両親が飼っている猫のトイレをしばらく観察したことがキッカケです。
義実家の猫トイレは、固まる砂を使った猫トイレを使っています。
家族全員が必ず目にする場所に置いてあり、フタもないので中も丸見えです。
固まるタイプの砂は、完全に埋まっていれば臭わない
ある日、砂からうんちがはみ出てました。
いつ片付けるのか観察してみました。
絶対に気づいているはずなのに・・・なんと1週間放置されました。
結局、わたしが片付けたんですが・・・
すると・・・、どうでしょうか。
はみ出ていたうんちだけじゃなかった。
砂の中に完全に埋まっていたので見えなかっただけで、砂の固まりやうんちがドッサリでてきました。
わたし、あることに気づきました。
掃除した後の方がめっちゃくさいことに・・・・。
何といいますか、汚物を取り除いたはずなのに猫のおしっこのニオイが空間に漂っている・・・。
でもね、埋まっていたら気づかなかったニオイなんですよ。
[jin-fusen1-up text=”わかったこと”]
猫の糞も尿も、完全に砂に埋まってしまえばニオイがしない
鉱物タイプの固まる砂にも寿命がある
また違う日には、今度はおしっこの固まりが砂にうまってなくて表面に出ている状態になっていました。
トイレに近づくと、におってきます。
さて、「これはさすがにすぐ取りのぞくでしょう」と観察することにしました。
1日経過。
2日経過…。まだあるんですけど・・・
3日経過……..。いやぁ、ちょっと臭すぎてギブアップ。
ニオイに耐えられなくて、私が片付けました・・・。
またしても、汚物を取り除いた後の強烈なニオイが空間に~~っ
[chat face=”asa4.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]くさすぎて消臭スプレー振りかけてしまいましたよ[/chat]
なんで、こんなに臭うんだろうと私は考えました。
わたしが以前「固まる猫砂のトイレ」を使っていたときには、汚物を取り除いたあとに臭いは発生しなかったんです。
それに義実家の「固まった砂」がめっちゃ臭いんです。以前、義実家で飼っていた猫の時も同じく臭かった。特にかき混ぜる時に鼻を覆いたくなる臭さ(←わたしが時々掃除してた)
我が家の固まった猫砂とは比べ物にならないくらい臭かった。
食事の違いなのか?
砂は同じ鉱物タイプのものを使っていたし、8kgで300円くらいの安物を使っていたので大差はないはず。
で・・・
わたし発見しました。もう既にお気づきの方もいるでしょう。
そうなんです!たぶん
猫砂を丸ごと新しいものに交換したことがない
私の知る限り、一緒に住みだして3年は砂を変えているのを見たことがありません。
たぶん、ずっと継ぎ足し方式できてる。(猫砂が少なくなったら、新しい砂を追加するだけ)
鉱物タイプにも寿命があるはずなんですよね。
鉱物タイプの猫砂は、寿命がきても尿をしたら固まり度が弱いながらも固まってくれます。(←この点は優秀ですよね。でも優秀すぎて、寿命に気づかず交換しない人もいるんです)
ただ、消臭効果の部分はすでなくなっているのでダイレクトに臭うんだと私は気づきました。
[jin-fusen1-up text=”わかったこと”]
固まるタイプの砂にも寿命があるので、きっちり交換時期を守ればニオイが軽減される
義両親の猫トイレを観察したら、疑問がわいてきた
基本、ほったらかしの猫トイレ。
でもですね、
かき混ぜたら、めっちゃ強烈に臭うけど、ちゃんと埋められていたら臭いません。
ちゃんと固まらなかったり、すごい臭いだったりするのは寿命をむかえた砂で何年もやってきてるからだと思います。
ということは
- 1~2ヶ月ごとに新しい砂に交換すれば臭わなくなる?
- 砂の深さをうんちやおしっこを埋められるほどにしてあげればニオイも軽減する?
- 砂を鉱物タイプではなく、木のチップ状のような砂にすれば「飛び散り」や「舞い上がり」を防げる?
なんて疑問がわいてきました。
色々考えていたら、試したくてうずうずしてきたので
2019年8月11日から試験的に固める砂にしたのです。
実際に試してみたら「固めるトイレ砂」が優秀だとわかった
トイレはシステムトイレ時代から使っているやつを再利用。
無香空間も、空気清浄機も段ボールカバーもしているので、単純に砂だけを変えたことになります。
↓今回使用したのは↓ペティオの『流せる固まる木の猫砂』です。
初日
いきなり砂を変えたので猫が使ってくれるか心配でしたが、疑問に感じながらもトイレをしてくれました。
1匹の猫は、最初は何か砂違うんですけど?と何か訴えかけるような目で振り向かれましたが、「トイレ砂変えたのよー」なんて声をかけながら、お尻を押したらトイレに入ってくれました。
なんか歩きにくそうにくるくる回ったあと、トイレの体制になりました。
もう1匹の猫は私が気づかない内にトイレを済ませてました。
特に臭ってくることもなく、そのまま放置して眠りにつきました。
2日目
翌朝、猫トイレを見に行ったところ
「おしっこ」も「うんち」もしていたけど臭くなかったです。
これには感動しました。
ただ、砂の飛び散りはありました。
使っていた砂の大きさが小さかったせいもありますね。
鉱物タイプだと床が白くなることもありましたが、木の砂は大丈夫でした。
舞い上がりは、トイレのフタと段ボールカバーのおかげで見えませんでしたが、トイレ砂をいれるときに舞い上がってなかったのは確認済みです。
3日目
この日は、半日くらい外出しました。
帰宅して入った瞬間、少しだけこもった臭いがしました。
確認すると「うんち」してました。
それでもシステムトイレ時代が60%のこもった臭いだとすると、木の砂は20%くらいだったので随分と臭いが軽減されました。
4日目
そういえば、朝確認してなかったなぁと13時ごろ確認すると、「おしっこ」も「うんち」もしてました。
3日目は、出入りするとこもった臭いが若干あったのに、4日目は何故か出入りしてもこもった臭いがなかったです。
若干砂の固まりが弱いところがありますが、まずまずの許容範囲です。
夫に、猫トイレどう?と聞いたところ「全然くさくない」をいただきました!
[chat face=”asa4.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]夫は猫トイレの臭いに敏感です[/chat]
まだ使いはじめて4日ですが、固まる砂「木の砂」優秀です。
臭いがほぼしません。
こまめに取り除くことと、1~2ヶ月おきに丸々新しい砂に交換すれば、ニオイ問題を解決できそうです。
5日目
システムトイレのトイレシートを敷くトレーをあけると、砂とおしっこの固まりが落ちていました。
砂も一緒に落ちてくれてたおかげでニオイはしませんでした。
何か臭うなぁと思ったら、猫がうんちを隠していませんでした。
[chat face=”asa2.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]↑システムトイレを使い出して、1匹の猫はうんちを隠さなくなりました[/chat]
その時に時間が経過しているうんちがあったけど、隠していたためか臭わなかった。
6日目
猫がトイレから出て行く際の「砂の飛び散り」を少しでも軽減させるために、猫トイレの出入口に新聞紙を敷いてみました。
少しはマシになりました。
新聞紙を多めに敷くと、普段のトイレ掃除の際もらくちんです。
普段のトイレ掃除のときは、その新聞紙に古い砂をポイポイ捨てていき丸めて袋の中にいれるだけです。(そのあとゴミ箱へ)
寿命を迎えるころ
8月11日から使い始めた「木の猫砂」、8月25日ごろから怪しくなってきました。
というのも、固まった猫砂をとろうとするとボロッと崩れてしまうのです。
いつも多めに砂をスコップで取り処理していますが、それでもキレイに取りのぞけないのでキレイなのと古いのがまだらになってきてしまう。&砂の減りが早い。
下のトイレシートを敷くトレーに砂が落ちてしまっているせいもあります。
8月28日に、新しい猫砂に交換しました
[chat face=”asa1.jpg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]気づいたことがあったら、随時追加していきます[/chat]
システムトイレを再利用した場合の固まる砂の選び方
我が家と同じようにシステムトイレをそのまま再利用して使おうと考えている人がいたら
「砂」の大きさに注意してください
システムトイレは砂の受け皿が網目状になっていると思います。
この網目より、大きいものを選んだほうがいいです。
小さくても使えないことはありません。わたしも使ってますし・・・
[jin-fusen1-even text=”網目より小さいと起こる問題点”]
- トイレシートを敷くトレーに砂が少し落ちてしまう
- 猫がトイレをした後に周辺に砂が飛び散ります
今回はお試しで買った「砂」だったので、大きさのこと何も考えず買ってしまいました。飛び散りを防ぐために、大きい粒の砂があるのか調べてみようと思います。
固まる猫砂『木の砂』を使ってわかったこと
寿命が早い
8月11日から使い始めた木の砂は8月28日に寿命を迎えてしまいました。
1ヶ月は持つと思ったんですが、システムトイレ用のトイレを使ったこともあって長くは持ちませんでした。
→詳しい話は「システムトイレ用のトイレで固まる砂を使って後悔した話」に書いてます。
やっぱり固まる砂を使うには、普通の猫トイレを使ったほうがいいようです。
[chat face=”asa5.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]現在上記の猫トイレを注文中です。近日中に届きます![/chat]
木の砂、おからの砂を使ったら臭わない
木の砂を使って感動したのが、くさくないことです。
トイレのにおいがしなくなりました。うんちをされるとこもった空気になってましたが、それも解消されました。
相変わらず、砂を多くしても1匹の猫はうんちを隠してくれないのですが
その猫がうんちをしたときだけは若干におうけど、システムトイレ時代よりはマシになった感じです。
8月29日から「おからの砂」を使ってます。
まだ1日ちょっとしか使ってませんが、おからの砂も臭わないです。
木の砂
- におわない
- 固まり度が弱い
- 二匹だと3週間弱で寿命
おからの砂
- におわない
- 固まり度が木の砂に比べて強い
- 使用して間もないので寿命は不明
終わりに
システムトイレから普通のトイレに変更して、まだ1ヶ月経過していませんが、自分の予測どおり「砂の種類」を変えれば『固まる砂』の方が問題を解消できることがわかりました。
鉱物系の砂に比べて、木の砂は寿命が短かったです。
寿命は短いのは想定外でしたが、「鉱物系」だったら継ぎ足し方式で中々「砂を丸ごと交換しよう」としない可能性があります。(昔は2~3ヶ月に1回交換してました)
その点では、木の砂だとボロボロになったり、古いのと新しいのが混ざったりするので寿命がはっきりとわかります。
衛生面を保つために、自分には木の砂やおからの砂が合っています。
▲強制的に掃除させる作戦です
砂の飛び散りはありますが、その代わり「ニオイ」「砂の舞い上がり」が解消されました。
[chat face=”asa5.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]システムトイレ用のトイレは「尿の検査」が必要になったときに使うため、保管しておこうと思ってます[/chat]
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